容器と内容物との化学反応

混ぜたら危険

東京の地下鉄で容器と内容物との化学反応で「爆発」事故が起きました。
悲しいことです。
お怪我をされました方々が早く回復されますことをお祈りいたしております。

身近にある商品でも、「混ざると危険」なものはわたくしたち、容器を扱う業界にとっても、もっと、啓蒙していかなくてはいけないのではないか、と考えさせられる事故だと思いました。

弊社でも、お客様に「取扱説明書」を同封し、気の付くことはお渡ししているのですが、薬品の取り扱いに関しましては素人の域を出ません。
内容物との化学反応に関しては、記載できていません。

焼却の際に「塩素ガス」を発生する「塩化ビニール（通称エンビ）」については一般的に小売り販売しておりませんが、その素材でないとだめなものもありますので、本店では取り扱っております。販売店様向けの商品です。

お客様にその商品をご採用いただく際、必ず内容物をお入れいただき、商品テストを重ねたうえで、採用を決めていただいております。
「樹脂の耐薬表」はございますが、単体でのテスト結果ですので、お客様が商品化される商品とのテスト結果ではありません。
ただし、概略にはなりますので、内容物をお知らせください。
わかる範囲でお調べします。

樹脂には「相性」がございます。
商品テストには時間がかかりますが、必ずテストをお願いします。
その上で、採用の可・不可をお決めください。

トリガー、スプレーなどは複合素材でできています。
中にはアルミ質のものも入っていますので、内容物によってはスプレー自体が使えなくなることもございます。

お客様に安心して容器をお使いいただくために、ご依頼主様と一緒に考えてまいります。